阪神大震災から今日で24年。娘とも
話したところですが、その時のことを
今でもはっきり覚えています。
当時は特別養護老人ホームに勤務しており、
震災の朝は大きな揺れに恐怖を感じたものの、
普段と変わりなく、私は仕事に、娘たちは学校へ
むかいました。
徐々に震災の被害が明らかになり、1週間後から
ホームに次々と神戸からの要介護者を受け入れ、
廊下にまでベッドが並べられました。
今日神戸新聞に掲載された梅谷さんとは、
東加古川に仮設住宅ができた頃からの
お付き合いです。支援する人も必死でした。
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201901/0011984516.shtml
午前中は総務教育常任委員会。

平成30年の火災・救急・救助概要の
説明を受け、主に救急出動についての
質問を行いました。
昨年、一般質問で高齢者救急医療の現状と
課題について質問をしていたため、今年度の
現状について詳細に確認しました。
救急出動件数は、加古川市だけで昨年より
331件の増加、その内、急病が563件の増加、
程度別では軽症が5割近くを占めています。
一方で、心肺機能停止傷病者が315人、その内
65歳以上の割合は約80%、最高齢は100歳です。
その中で「DNAR指示」があったのは19人。
DNAR 指示とは、回復の見込みがない疾患で、
心肺停止状態では救命が期待出来ない人に
心肺蘇生処置をしないという指示です。
DNAR指示がある人が、救急車を呼んでいる
現状があるのです。この方々を救急搬送する
ために要する時間は30~50分掛かっています。
心肺停止のDNAR患者に心肺蘇生処置を施すことは、
本人の意思に反することだけでなく、尊厳を
傷つけ、肉体的苦痛を伴うことにもなります。
また、超高齢社会で増加の一途を辿る救急活動に
支障を起こすことに繋がることや、現場の混乱、
消防隊員の苦悩が想像できます。
http://www.sankei.com/life/news/170407/lif1704070028-n1.html
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07HBQ_X00C17A4000000/
http://www.sakouju.jp/carenews/kyuukyuunoshinpaisoseihou/
こういった場合は救急車を呼ばないということなど、
終末期については、まずは家族でしっかり話し合うこと、
また、国民全体で考えなければなりません。
午後からは議会改革に関する検討会。協議事項は
長期欠席議員の議員報酬等の減額、議会のICT化、
その他として、議会のBCPについて提案がありました。