総合教育会議で
雨の朝、カタツムリの赤ちゃんが、
玄関からアプローチを進んでいました。
カタツムリを見たのは久しぶりです。
議会棟の生け花、今日も素敵でした。
午前中は代表質問の原稿に向かって
いました。明日は通告期限、何とか
完成しましたが、明朝冷静な目で
確認してから提出します。
午後から総合教育会議を傍聴しました。
協議事項は、「いじめ防止対策改善5か年
計画に基づく命を大切にする教育の推進」と
「市立小学校・中学校の学校規模適正化及び
適正配置」についてでした。
市長から「いじめ防止〜」に関して、多くの
質問がありました。中でも、いじめ認知
件数の推移に注目されました。
平成30年度は29年度の2.3倍増の676件、
いじめに対する感度が上がっています。
痛ましい事件が起きたのは平成28年、
それ以前のいじめ認知件数を確認されました。
驚くことに、平成27年では小中合わせて
わずか23件でしたが、事件が起きた28年は、
約100件に増え、29年度は290件と3倍に
増えていたのです。
いじめの認知については、小学校では、
保護者からが最も多く、中学校では本人の
申し出が約50%でした。教員の気付きは、
小中とも15%前後でした。
教育委員から、教員が児童生徒を見る目を
養うこと、気付く力を育てることが
必要だとされました。
そのためには、教員の負担を減らし、児童
生徒と向き合う時間を増やし、クラス全体の
様子を把握できるようにすることです。
今回の代表質問にも、「教職員が児童生徒と
充分に向き合える時間の確保について」を
入れていますが、先生は本当に多忙です。
代表質問では、解決するための特効薬は
見つけられず、現状確認にとどまっています。
地域全体、社会全体で一緒に考えなければ
ならない大きな課題です。