認知症の人の心の中は

今日の元気会は公開講座。

新聞で掲載されたこともあり、

100人以上の方が来られました。

 

 

初めての方も合唱して頂きます。

会はいつも合唱で始まります。

 

予想以上の人出で、資料が足りなかったり

エアコンがきかなかったり、運営側として

本当に汗をかきました。

 

講師は大阪大学大学院人間科学研究科、

臨床死生学・老年行動学研究分野の

教授、佐藤眞一先生です。

 

 

写真は錯視の一つ、赤という文字を

黄色、緑を黒で表示していますが、

表示している色を早く読むテスト。

 

これが意外と難しく、つい文字を

読んでしまうのです。脳内で情報処理を

行う認知機能のメカニズムは複雑です。

 

また、人は人の顔に大きく反応します。

認知症があっても、表情で気持ちを

読み取ります。

 

表情や声、行動等で人の気持ちを理解する

ノンバーバル(非言語)コミュニケーション、

笑顔の大切さを伝えられました。

 

認知症の人を幸せにする「テレノイド」も

紹介されました。人型コミュニケーション

ロボットです。

 

 

重度の認知症の方が、このロボットを抱いて

わが子のように話しかけ、遠隔操作で人が

答えます。ほとんど話をしなかった人でも

会話が弾んだそうです。

 

見た目はちょっと不気味ですが、適度な

重さがあり、体験すると愛着がわくようです。

http://ai-robot.jp/telenoid

 

講演後の質疑にも丁寧に答えられ、

多くの気付きを頂きました。

 

印象に残ったのは、認知症の人の心は

結局はわからない、けれども、わかろうと

努力することが大切であるということと、

「ケア」が「コントロール」に変わっていないか、

ということです。

 

例えば、入浴を嫌がる人を「介護拒否」として

問題行動と捉えがちです。これがケア側の

コントロール、支配になるのです。

 

その理由を知り、良い方法を考えることや、

「解決」しなくても受け入れることが必要です。

 

先生が接した方の中には、10年以上入浴を

しなかったのに、臭いが全くしない人が

おられたとのことでした。



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