気になる市長選の行方

統一地方選の後半戦が始まっています。

大変気になるのが姫路と芦屋の市長選。

http://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201904/0012242100.shtml

 

姫路は後継指名を受けた方と元副市長、

市内を真っ二つにしかねない状況に

なっているのではないでしょうか。

 

芦屋の候補者の一人は、何度か勉強会で

一緒にさせて頂いた方です。戦後初めて

女性による一騎打ちの選挙戦、本当に

気になります。

 

市議選、町議選も気になります。姫路は

定数47人に対して57人、明石は30人に

対して39人が立候補、厳しい戦いです。

 

女性候補者が増えています。お隣の

播磨町は、定数14人に対し、16人が

立候補、7人が女性です。ポスターが

出揃う前の写真です。

 

 

私は日頃から親交のある候補者のもとへ。

丁寧に活動を重ねられ、本当に尊敬できる

女性です。

 

 

女性の躍進と言えば、この人を抜きに

して語れません。東京大学名誉教授、

上野千鶴子さんの祝辞が話題になっています。

 

初めて上野さんを知ったのは20年程前、

福祉の仕事をしている頃に講演を聴いた

記憶があります。著書や新聞等に寄せられる

コラムもよく読んでいました。

 

最近では、去年取り組んだ安心地域劇

「おひとりさまでも大丈夫」の参考にと、

市職員さんからお借りした本です。

 

 

 

上野さんの祝辞の中で、テレビなどで

特に取り上げられているのは以下の部分です。

 

『貴方たちの頑張りを、どうぞ自分が

勝ち抜くためにだけ使わないで下さい。

(中略)恵まれない人々を助けるために

使って下さい。』

 

本当に素晴らしい言葉だと思いますが、

それ以外のメッセージもとても素敵です。

 

『女性学を生んだのはフェミニズムという

女性運動ですが、それは決して女も男の

ようにふるまいたいとか、弱者が強者に

なりたいという思想ではありません。

 

フェミニズムは弱者が弱者のままで

尊重されることを求める思想です』

 

そんな社会にしていくために、上野さんは

頑張って来られました。その続きを若い人に

託された、バトンタッチのような祝辞だと

感じました。

 



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