隣人は消えてしまったのか

3月4号の政経週報の「風人来人」を

読みました。現代社会を風刺的に表現、

興味深く読むページです。

 

 

タイトルは『「隣人」が消えてしまった』。

抜粋して紹介しますね。

 

電車内で優先席に座る若者。杖をついた

高齢者に気付こうとしない。耳にイヤホン、

手元にスマホ、「見ざる、聞かざる」。

 

混み合う電車内から降りる時、

「すみません。降ります」と言えば

いいものを、無言で人を押しのけて

降りていく。これは「言わざる」。

 

他人にかかずらうと、良くないことも

起こりうる昨今、「三ざる」は、都会で

生きるための哀しい知恵なのだろう、と

綴られています。

 

かつては、他者に興味を持つ余裕があった、

「向こう三軒両隣」という言葉が、完全に

死語になったと続きます。

 

ネットやSNSで様々な情報を効率的に

集められるようになり、店で店員に

話しかけられたくない、隣人を避ける

心持ちは街中にも広がっていることに

病的な感じさえ抱く、とありました。

 

かつてこの国には、虫のすだく音

楽しむ文化があったが、鳴く虫の声を

愛する心もなくなっている、「虫の調べ」と

同様に「隣人」も日本の文化から消えて

しまうのだろうか、と憂いていました。

 

下線を引いた部分、「かかずらう」と

「虫がすだく」。日頃使わない言葉です。

教養溢れる文章は、共同通信編集委員の

五井憲子さん。

 

かかずらう(係う・拘う)は、関わり合いを

持つこと、虫がすだく(集く)は、虫が

集まって賑やかに鳴くことです。

 

漢字で表現すると理解できますね。

日本語は豊かです。

 

孫に本やことばの楽しさを知って欲しいと

最近持っていったのはこの本。

 

 

3歳の孫は、この本のタイトルどおり

「ちょっぴりもれたろう」。

 

ジャンルにこだわらず、色んな本を

読ませています。



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