県と明石市の予算案は
昨日の神戸新聞トップに、県の当初
予算案の主なものが掲載されました。
気になったのは、上から3番目の第1子
保育料補助を新設、第2子以降の拡充です。
これは国の無償化対象外の0~2歳児の
保育料を補助するものです。
10月からの幼児教育・保育の無償化により、
入園希望者が増加する見込みの中、0~2歳児の
保育料補助の新設で、この年齢の希望者が増え、
待機児童の解消は難しいのではないでしょうか。
保育所の整備は重要ですが、12月議会の
一般質問で提案した和歌山県で導入している
「在宅育児手当」の検討もして頂きたいです。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/kosodate/1001105/1021120/1020104.html
公務員や正社員の方は産休・育休を利用して、
職場復帰しやすいですが、非正規雇用の方は
妊娠・出産を機に退職することが多いようです。
保育所には多額の税金が使われていますが、
在宅で育児をしている人は、税の恩恵が
受けられません。保育所に預けられる人との
不公平感があります。
また、待機児童が多いのは0~1歳児、せめて
この時期だけでも産休・育休を利用できずに
在宅育児をしている人に手当があれば、無理して
保育所に預けようとする人が減り、結果的に
待機児童の解消ができると考えます。
こちらは今日の新聞、明石市の当初予算案。
保育所の給食副食費の無料化を市が独自に
補助するものです。こちらも、国の施策を
拡充する取り組みです。
明石市は2年前から第2子の保育料無償化を
実施していますが、それにより入園希望者が
増え、待機児童が全国一となっています。
入園できる人はいいですが、フルタイムで
働いていても、入園できないこともあり、
利用できる人とできない人の不公平感がある、
と聞いています。
待機児童をなくすために、保育所整備が
進められていますが、少子化は避けられず、
将来的には定員割れを起こすところも
出てくるでしょう。
孫の可愛らしい写真が送られてきました。