客観的価値から主体的価値の重視へ

5日から福祉会館で開催されている

ふれあい作品展に行ってきました。

 

 

福祉会館はリニューアルしてから、2階の

フリースペースに集う人が増えています。

特に夕方は高校生が勉強をしている姿を

見かけます。

 

 

毎年恒例のふれあい作品展、事業所数が

増え、作品は1,000点以上にのぼります。

 

 

創意工夫された素敵な作品の数々でした。

 

 

安心地域劇にもご協力頂いた生活支援センターの

作品、波は紙を丸めて作られています。

根気のいる作業、素晴らしいです。

 

 

午後から雨が上がり、春のような暖かでした。

外気温は13℃になっています。

 

 

15時からは、障害者自立支援協議会を傍聴。

こども専門部会と差別解消専門部会からの

報告を聞きました。

 

 

こども専門部会のテーマは、「医療的ケア児の

支援体制の整備、連携」と「教育、福祉の

連携による障害福祉の充実」でした。

 

こども専門部会は、5月に医療的ケア児の

実態調査を実施、医療的ケアの内容や福祉

サービスの利用状況等の報告がありました。

 

医療的ケア児は医療技術の発展により増加、

10年前と比較すると2倍に増えています。

 

市内の医療的ケア児は44人、8割が福祉サービスを

利用、利用されていない約2割は0~3歳児、この

年齢の医療的ケア児の福祉サービスが足りません。

 

就学前の乳幼児の受け入れ先についての質問が

出ましたが、こども療育センターの利用に

繋げている、といった回答がありました。

 

神戸市は、今月から公立保育所で医療的ケア児を

受け入れます。

 

加古川市でも、看護師の確保などが課題ですが、

保育所での医療的ケア児の預かりを12月議会の

一般質問で求めたところです。

 

また、未就学児だけでなく、養護学校卒業後の

支援もまだまだ足りないという意見がありました。

 

差別解消専門部会は、不当な差別的取り扱いが

残る中で、合理的配慮が実施されている好事例も

あり、今後は好事例をモデルに相談窓口の整理・

周知を進めていくとされました。

 

最後は弁護士の三好登志行氏による講演、

「障害者の意思決定支援の在り方」でした。

従来の考え方からの転換が必要です。

 

能力不在推定原則→能力存在推定原則へ

被支援者の保護客体性→権利行使主体性へ

客観的価値の重視→本人主観的価値の重視へ

 

言い換えると、本人には意思決定能力が存在、

保護される人ではなく、主体的に権利を行使し、

客観的な立場から、良い、悪いとするのでなく、

本人の主観を大切にする、ということです。

 

障害のある人の意思決定支援は、平成30年

6月の『認知症の人の日常生活・社会生活に

おける意思決定支援ガイドライン』が、障害の

ある人の支援にも参考になると紹介されました。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000212396.pdf

 

20時からは第40回東播臨海地区認知症

連絡会へ。今回のテーマは看取りです。

 

 

最後の事例はホームホスピスでの看取り。

2040年には約50万人分の看取りの場所が

不足する見込みで、在宅で最期を迎えることが

できる人はごくわずかです。(H28年12.8%)

 

家で看取れない人を受け止める場所として、

ホームホスピスが存在します。全国で40カ所、

兵庫県内は9カ所、加古川市内に1か所あります。

 

ホームホスピスの貴重なお話を聴くことが

できました。これについては後日書きます。

 

連絡会終了後は、世話人会で次回の内容に

ついて話し合います。早速、「認知症の人の

意思決定支援のガイドライン」の事例検討を

提案しました。帰宅は23時前でした。



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