明日は我が身と

総務教育常任委員会の視察で

熊本市に来ています。視察内容は、

平成28年4月の熊本地震の対応と

教訓です。

 

 

想定外だらけの地域防災計画だったと

当時の大混乱の状況を教えて頂きました。

 

熊本市の被害状況はテレビ等で日本中が

注目していましたが、甚大なものでした。

 

市内全戸の32万戸が断水、人口は約74万人、

把握している避難者数は11万人、実際には

倍以上だったと考えられるとのこと。

 

というのも、地震後のアンケートで避難した

場所を問うと、指定避難所34.1%、それ以外が

65.9%、その内、車中避難が約40%もありました。

 

車中泊やテント泊などの避難者の状況が

把握できなかったのです。写真は、公園等の

広場に車中泊した様子です。こんな状況が

市内各地で見られたとのこと。

 

 

当時の市の地域防災計画は、避難者数を

約58,000人としていました。

想定の倍以上の被害です。

 

公共施設はどこも市民が押しかけ、

市役所は大混乱、通常の窓口業務は

当然ストップです。

 

福祉避難所は176カ所、発災直後の開設は

5か所でした。福祉避難所に一般の方が

避難されたのです。

 

加古川市の福祉避難所はすぐに開設

できません。熊本市の福祉避難所は

協定で直後から開設することになっていました。

 

たくさんの課題が浮き彫りになりましたが、

今後は支援を受ける計画、「受援計画」の

必要性を教えて頂きました。

 

全国から人も物も集まってきます。

それを整理することができなく、必要な

人に必要なものが届けられなかったのです。

 

支援物資の集積場所が1か所であったことや、

積み上げられた物資を整理するノウハウもなく、

焦燥感だけが募りました。

 

その状況から、大手運送会社に支援物資の

整理や配送を委託したのです。この経験も

受援計画に盛り込んでおく必要があります。

 

また、大災害時は非常時優先ルールを決め、

職員全員の共通理解を図るなど、BCPの

見直しをしたところでした。

 

 

最後に被災市から伝えることとして

「明日は、我が身。ある日突然被災者へ」

でした。

 

貴重なお話をたくさん聞かせて頂きました。

後日報告書にまとめますね。

 

復興中の熊本城、市役所展望ロビーから

撮りました。

 



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