政治の世界にもPDCAを

午前中は会派定例会。

午後は東播懇話会に出席しました。

 

講師は、元三重県知事で早稲田大学

名誉教授の北川正恭氏です。

 

 

知事時代は、ゼロベースで事業を評価し

改革を進める「事業評価システム」や

情報公開を推進、また、政策の達成目標、

手段、財源を住民に約束する「マニフェスト」を

提言されました。

 

講演テーマは、「2018・地方に求められる

抜本的な構造改革」、「固定観念を破る」ことを

戦後73年の歴史を辿りながら説明されました。

 

終戦直後の総理大臣、吉田茂氏の判断は、

単独での日米安保条約。敵国と手を結ぶと

いう「固定観念」を破る思い切った政策

判断をされました。

 

政治家は、その時代にあった使命があり、

現実に対応せざるを得ない宿命があると

言われました。

 

高度経済成長後、1995年の地方分権推進法、

2014年の地方創生法で、中央集権からの

脱却を目指しますが、まだまだ陳情に頼る

体質が自治体には残っています。

 

自治体が本気になって独自の政策を考え、

多様な事業者等と一緒に変えていくしか

ないと言われました。

 

そして、政治家の掲げる「マニフェスト」も

達成したかどうかをきちんと評価していく

PDCAサイクルが必要であるとされました。

 

議会棟入り口のツツジ、8分咲きでしょうか。

 

 

その後は、加古保護司会の総会に出席。

記念講演は神戸保護観察所の西岡純子氏から

「再犯防止について」でした。

 

 

今日も濃い一日でした。



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