在宅ひとり死は孤独死でない
午前中はケアつうしんを持って市内を
回ります。デイサービスの玄関で咲く
牡丹。手入れをしていないのに毎年
自然に咲いてくれるそうです。
立ち寄ったマックスバリュで見かけた
「ば・と・ん」。最近リニューアル
されたのでしょうか。よく目立ちます。
毎月15日頃に発行しているようです。
HPで写真を見ることができます。
ほとんどが無料、希望者引き取りです。
今年の安心地域劇のテーマ
「おひとりさまでも大丈夫」の発案者から、
この本を貸して頂きました。この本を読んで
劇にできないかと思われたそうです。
「はじめに」から抜粋しますね。
「これから先、おひとりさまはますます
増える。こどもがいても遠くに住んでいたり、
超高齢化でこどもに先立たれる逆縁もある。
これまでの日本人の老後の幸せは、家族の
中の老後。こどものない老後ほど、みじめな
ものはない、と考えられてきました。
おひとりさまはの最期は病院か施設で、
在宅死は家族のいる人たちの特権と
思われてきましたが、おひとりさまにも
在宅で死ねる選択肢が登場してきたようです。
それを「在宅ひとり死」と呼んでいます。
たとえ血がつながらなくても周囲の人たちに
支えられていれば決して孤独死ではありません。
ひとりで生きてきたように、ひとりの暮らしの
場で死んでいく。・・・・」
著者の上野千鶴子氏は社会学者。福祉を学んだ
人なら、知らない人はないのではないでしょうか。
多くの人に読んで頂きたい本です。