医療的ケアをカジュアルに

大阪府立国際会議場で開催された

全国重症児デイサービス・ネットワーク

第4回全国大会in関西に参加しました。

 

 

基調講演の一人目は、総務大臣・女性活躍

担当大臣の野田聖子氏です。

 

 

野田氏はテレビで見るより若くて

スレンダーでした。講演タイトルは

「障がいを持った子の母として」です。

 

野田氏の息子さんは重い障害を持って

生まれてきました。1歳までに5回、

これまでに10回の手術を受けました。

現在7歳です。

 

気管切開をして声を失っても、様々な

サインで心が通じ合えることや、

日々の生活を明るく伝えられました。

 

生活の中では、カニューレの交換や胃ろうの

注入はカジュアルに行えるもので、医療的ケアに

対する抵抗を下げてほしいと言われました。

 

基調講演2人目は東北大学病院の訪問診療

「あおぞら診療所ほっこり仙台」の田中総一郎氏。

 

 

福祉常任委員会で視察した相模原市で、

北里大学病院が在宅支援病棟を開設した

ことを伝えていましたが、大学病院が

訪問診療を行うことは大変珍しいです。

 

医療的ケアの必要なこどもは10年前の2倍、

人工呼吸器を必要とするこどもは2005年の

260人から2015年には3,000人に増えています。

 

NICUの出口問題、医療機関が満床になり、

救急患者の受け入れが困難な状態が続いています。

 

 

家族にとっては入口問題です。

 

 

野田氏も、息子さんの退院が決まった時に、

24時間の介護をどうするのか頭を抱えたと

話されましたが、家族に大きな負担がかかります。

 

訪問診療は、こどもと家族の負担を減らすだけでなく、

病院の負担を減らすことに繋がります。そして何より、

こどもの表情が変わってきます。

 

やわらかく、温かい声で報告された田中先生。

診療所の名前通り、ほっこりしました。

 

続いてのシンポジウムは、相談支援や重症児デイ、

生活介護の支援者と保護者が現状や課題を発表されました。

 

 

重い障害があっても地域で当たり前に暮らせるように、

見守り、助け合う応援団を社会の中で広げていくことが

大切です。たくさんの出会いを頂きました。



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