ターミナルケアを考える

せいりょう園グループホーム・小規模多機能ホームの運営推進会議に行ってきました。

利用されている家族代表の方や、地域包括支援センター、民生委員さん、人権擁護委員さんに対して、
各施設の管理者が行事やターミナルケアの報告などを行います。
私は地域代表として出席させていただいています。

ターミナルケア報告の中で、施設長のご家族が最後の10日間を、小規模多機能サービスを受けて、
家族も本人も穏やかに過ごされたということを聞きました。今日出来ていたことが、次の日に出来なくなり、
そうして少しずつ死に往く人を、家族が交代で見守っていかれました。

元々はせいりょう園から歩いて10分くらいのところに老夫婦2人で住んでおられました。
病状が進んで、いよいよになってくると、とても一人では支えきれません。家族が交代で看るとしても、
通ったり、夜間のケアの負担が大きいです。

せいりょう園の小規模多機能サービスは、せいりょう園に隣接する高齢者向け住宅やケアハウスに
お住まいの方が契約して利用されています。訪問が中心で、24時間家で入浴や様々なケアを
受けることができます。ですから、最後まで家で暮らすことが可能なのです。

多くの小規模多機能施設は、通い中心で時々泊まるというスタイルで、訪問のサービスは受けにくいです。
点在した家に訪問してケアをすることは、ロスが多いからです。このサービスを利用していても
最後は家で住み続けることができなくなり、施設を探すことになってしまうことが多いと思います。

家族も、自分も、どこでどんな最後の時を過ごすのか、きちんと考えていくことが必要です。


医療で解決できない老いと死の課題は、医療に委ねず、生活の中の営みとして、介護で支える時代が
来ました。(23年3月発行:せいりょう園機関紙より)



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